台湾の路線バスで悠遊カードを使うメリットは?
掲載 : 2018.12.30
更新 : 2019.9.27
台湾を観光旅行する外国人に便利な交通系ICカードは、捷運(MRT)や路線バスの運賃、コンビニの支払いなどに使える優れモノ。ここでは、路線バスでの使用に限定したメリットを紹介します。
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
※
本記事内容は悠遊カード(Easycard)だけでなく、一卡通(iPass)、愛金カード、有錢カード全てに該当します(2019年9月基準)
1時間以内の乗り継ぎで8元割引
台北市内で1時間以内に、「台北捷運(MRT)から路線バスへの乗り継ぎ」もしくは「路線バスから台北MRTへの乗り継ぎ」の際に同じ交通系ICカードで清算すると、乗り継ぎ後の運賃が8元(約28円)割引かれます。 台北MRT ⇒ バス(乗り継ぎ)
- 例えば、バスの正規運賃が30元の場合
- 30元-8元=22元
- バスの割引後運賃:22元
バス ⇒ 台北MRT(乗り継ぎ)
- 例えば、MRTの正規運賃20元をICカードで支払うと運賃は16元(2割引)となり、そこから乗り継ぎ割引が適用される。
- 16元-8元=8元
- MRTの割引後運賃:8元
細々とした小銭の計算や用意の必要なし
台湾の路線バスや長距離バスには車内に両替機がありません。また、おつりもくれないので運賃はぴったりの金額を準備しなければなりません。乗車のたびに事前に運賃の金額を把握して小銭を準備するのは想像以上にストレスを受けるだけでなく不安も伴います。
でも、ICカードがあればカードリーダーにピッとかざすだけの簡単精算、そんな煩わしさからも解放されますよ。
1枚で多人数乗車ができる
路線バスに乗車するとき、運転手さんに人数を伝えることで同じ1枚のカードで多人数の支払いをまとめてできます。家族旅行の方には有難いですね。
ただし、注意点が3つ…。
- MRTからの乗り継ぎ割引の適用ができなくなる
- 小人(子供6~12才)でも大人料金扱いとなる
- MRTでは同一カードでの多人数の支払いはできない
言語は分からなくても大丈夫!台湾では1人、2人…を1個人、2個人…と表現するので、精算時にICカードと「〇個人」と書いたメモを見せればよいと思います。
長距離バスでも使えるの?
長距離バスや高速バス、例えば桃園空港と台北間を走るバスの場合、ICカードでの支払いができる路線と使えない路線(現金払いのみの路線)があります。また、ICカード利用時の割引についても適用される路線とされない路線があります。
ちなみに、台北と九份や烏來、三峡などを行き来する中距離・長距離バスではICカードの使用は可能です。
高雄市の路線バスの場合
台湾の南部の都市、高雄(カオシュン)市でバスを利用する際にもメリットがあります。なお、高雄は一段票が12元です。
高雄市
- 路線バスの三段目以降の運賃は無料 ➔ 段とは?
- 長距離バスの片道最大運賃は60元(60元超過分は無料)
※高雄市も長距離バスは基本的に4桁の路線番号である場合が多い - MRTから路線バスへ2時間以内に乗り継ぐと3元割引
※路線バスからMRTへの乗り継ぎ時は適用外 - ライトレール(輕軌)から路線バスに2時間以内に乗り継ぐと一段票(12元)割引
※路線バスからライトレールへの乗り継ぎ時は適用外 - 路線バス同士2時間以内に乗り継ぐと一段票(12元)割引
2019.9.27現在の情報
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?#悠遊カード #路線バス #割引 #お得 #メリット #おすすめ #交通カード #ICカード #乗換 #乗り継ぎ #乗継ぎ #便利 #台湾旅行 #観光旅行 #外国人
➔ | 台湾路線バスの初心者必見!まずは「路線バス体系」をざっくり理解しよう!へ進む | ➔ |