【阜杭豆漿】早朝5時半から行列!台北で有名な朝食グルメ店阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)とは?
掲載 : 2018.12.4
更新 : 2018.12.12
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
阜杭豆漿の人気メニュー
「鹹豆漿(シエンドウジャン)」
台湾人の朝食としてポピュラーな「鹹豆漿(シエンドウジャン)」。鹹豆漿とは塩味の豆乳のことで、台北の地元でも朝から長蛇の列ができる人気店が「阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)」です。店はMRT善導駅すぐそばにある崋山市場の建物の2階にあります。待ち時間が気になるので、頑張って早起きして食べに行って来ました。
(2018年11月17日(土))
「注文方法」と「行き方」は別の記事にまとめています。
実際どれいくらいの行列なの?
この日は土曜日。営業開始時間は早朝5時半。開店に合わせてMRTで行くつもりが、まだ早朝で始発が出ていないといううっかりミスを犯してしまいました。外はまだ真っ暗です。
結局、タクシーで向かい、到着したのは5時40分。既にこの時点で建物1階の入口まで列が続いていました。
2階に上がるとすぐそこがフードコートで、早朝は「阜杭豆漿」しか営業していません。私たちが並んだ後も次々と人が並びますが、意外に回転が早く次々と進み、たった7分で次の写真の位置(フードコート内)まで来ることができました。
フードコート内(5時47分)
※青い矢印の場所で注文
注文できたのは、並び始めて20分後でした。なるほど、注文するとスタッフがすぐすぐトレーの上に出してくれるので回転が早かったわけです。
ここまでは土曜日の5時40分時点での込み具合でしたが、今度は朝食を終えた後の7時ちょうどの込み具合を見てみましょう。
列はビルのコーナーを曲がった向こうにあるMRT善導駅⑤番出口の位置まで続いていました。それでも回転率がいいので注文まで1時間~1時間半くらいだと思います。余談ですが、
建物には軒があるので雨が降っても濡れずにすみますね。これは有難い。
この日は休日でしたが、平日でも朝は混みます。なぜなら台湾の人々は毎朝外食するのが一般的で、平日は出勤・登校時に朝食を食べるからです。
人気のメニューとその食べ方は?
今回、私たちが食べたものを紹介します。夫婦2人で結構満腹になりました。
この中に日本人に人気のものも…。
- 鹹豆漿(塩豆乳)
- 厚餅夾蛋(台湾風厚焼きパン+卵)
- 厚餅夾油條(台湾風厚焼きパン+揚げパン)
- 焦糖甜餅(キャラメル入りパイ)
- 豆漿(豆乳)
これらに、店内に置かれている調味料をお好みで加えると、グンと美味しくなりますよ。
各テーブルには置かれていないので忘れないように…。
それでは人気メニューの紹介です。
鹹豆漿 35元
阜杭豆漿イチオシのメニュー「鹹豆漿(塩豆乳)」。
「鹹豆漿」とは塩味の豆乳という意味で、日本語で塩豆乳になります。砂糖を加えていない温かい豆乳(清漿)をお酢や醤油などの調味料で味付けし具を加えた食べ物で、店によって味付けが異なります。
阜杭豆漿の「鹹豆漿」は、豆腐や茶わん蒸しのように少し固まっていますが、これはお酢の作用で凝固したものでにがりは使われていません。また、具材として、干しエビ、ザーサイ、パクチー、油條(揚げパン)などが入っています。パクチー抜きにしたい場合はメモで「不要香菜」と伝えましょう。
鹹豆漿は、そのままでもしっかりと味がついていますが、店内に置いてあるラー油を少しかけてピリ辛にして食べると、味に締まりが出てより美味しくなりますよ。(上の写真はラー油をかける前のものです。)
私たちには塩気が若干強かったのでもう少し塩分が控えめがよかったのですが、一般的な日本人にはちょうど良い塩加減かもしれません。
厚餅夾蛋 40元
窯の内側に貼りつけて炭火で香ばしく焼いたパンにネギ入り焼き卵をサンドしたメニューです。
通常、他の店では「焼餅」という名前で売られていますが、この店ではパンの厚みの違いによって「薄餅」と「厚餅」の2種類の名称で売られています。
「厚餅夾蛋」は「厚餅」なので厚みのあるもちもちしたパンです。それに対して「薄餅」はサクサクしたパイ生地になります。
日本人観光客に人気なのは食べ応えのある「厚餅」の方です。お好みで店内にある豆板醤(トウバンジャン)をつけて食べても美味しいそうです。
ここからは個人的な感想ですが、この「厚餅夾蛋」、私たちには見た目そのままの味(パンに焼き卵を挟んだだけの味)、つまり想像通りで、特別に美味しいとは感じませんでした。また、最初気付かなかったのですが、途中から塩気が気になりました。一般的な日本人にはよい塩加減かもしれませんが、「鹹豆漿」と「厚餅夾蛋」を一緒に食べると、知らず知らずのうちに塩分を取りすぎるんじゃないかと思いました。
厚餅夾油條 55元
「厚餅夾油條」は、「台湾風厚焼きパン」に「台湾風揚げパン(油條)」を挟んだ食べ物です。パンにパンを挟むという、日本人にはちょっと理解しづらい組み合わせかもしれませんが、台湾人には焼き卵を挟んだ「厚餅夾蛋」よりも人気のあるメニューだそうです。
両者を味比べしてみると、「揚げパン」より「焼き卵」を挟んだものの方が美味しかったですね。実際、日本人には「焼き卵」を挟んだ「厚餅夾蛋」の方が好まれているようです。
焦糖甜餅 25元
「焦糖甜餅」は、外はパイ生地でサクサク、かじると中は空洞でそこにとろりとした甘いキャラメルが入っています。「鹹豆漿(塩豆乳)」や「厚餅夾蛋(台湾風厚焼きパン+卵)」と塩味が続いたので、甘いデザートにちょうどよかったです。
満腹でも、重くないのでぺろりと食べられました。
豆漿 30元
「豆漿」は豆乳です。冷たいもの「冰」と温かいもの「熱」があります。
阜杭豆漿の「豆漿」は手作りで、防腐剤など添加剤を使用していません。ほのかに甘く優しい味で美味しくて飲みやすいです。「
油條(台湾風揚げパン)」を浸しながら食べる台湾人も多いですよ。
ちなみに、これ以外の飲み物には「米漿(ライスミルク)」があります。米とピーナッツを原料にした甘い飲み物で「豆漿(豆乳)」に比べてとろんと濃厚です。甘くて重いものを好む方なら「米漿」でもいいかもしれません。
➔ 阜杭豆漿のメニュー表
➔ 阜杭豆漿での「注文方法」と「行き方」
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