【結婚披露宴招待状】「紅色炸彈(赤い爆弾)」と呼ばれる台湾の結婚披露宴の招待状
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台湾から私宛てに国際郵便で結婚披露宴の招待状が届きました!台湾も日本と同じく結婚披露宴の招待状(喜帖/シーティエ)が存在します。一体どんな形式でどんな慣習があるのでしょうか?
真っ赤な招待状、別名「赤い爆弾」
私が友人(新婦)から受け取った招待状はこれです。
台湾や中国などの中華圏では
赤は縁起の良いオメデタイ色とされるため、この招待状も真っ赤っか!そして、この招待状には
「紅色炸彈(赤い爆弾)」という異名があります。
これは台湾だけでなく中国、香港、シンガポールなどの中華圏に共通していわれていることで、これを受け取ったら最後、
たとえ欠席でもお祝いを包まなければならないからなんです。
中華圏では、
結婚披露宴は喜びを分かち合う場であるため招待客が多いほどよいとされています。そして、特別豪華な結婚式でもしない限り招待状をバラまけばバラまくほど黒字になるいうことも関係し、たくさんの人に招待状を送る慣習があります。中華圏では披露宴の出欠確認なんてありません。「招待状出したから来てね」という軽い感覚です。
ということは、それを受け取る頻度もかなり多くなるということです。
たった数ヶ月同じ職場で務めたという以外に何の接点もない元同僚とか、小学卒業以来十数年一度もあったことがない元クラスメートとか、「なぜこの人から?」というような人からも届くことも多いのです。
当然、
ご祝儀が大きな負担となりますよね。これが赤い爆弾と呼ばれる所以です。
私の場合はれっきとした友達で、事前にLINEで出欠確認があったので出席する旨を伝えると招待状を郵送するので住所を教えてほしいと言われました。これは外国人である私への配慮だったのかもしれません。
もちろん、出欠に関係なく初めから住所を聞くためにLINEして来たのかもしれませんし、国際郵便は手間なので出席の場合だけ送るつもりの出欠確認LINEだったかもしれませんが…。
招待状の案内文の見方
- 民国107年 / 西暦2018年
- 国暦 十一月十八日(星期日)
- 新暦 11月18日(日)
- 農暦 十月十一日(星期日)
- 旧暦 10月11日(日)
- 席設:台北富信大飯店富麗廳
- 会場:台北富信ホテル 富麗ホール
- 地址:新北市~
- 時間:晩上六時準時入席
- 時間:午後6時定刻入場
民國(民国)107年は西暦2018年を意味します。
➔ 民国について
國暦(国暦)とは新暦のこと、つまり日本やアメリカで使われている暦で、
農暦とは旧暦/陰暦のことです。
中国語では、月~土曜日を「星期一 ~ 星期六」で表し、日曜日を「星期日」で表します。
ここでは、2018年11月18日(日)18時開演と案内されていますが、台湾の結婚披露宴は予定時刻に始まりません。これについては別の記事をご参照下さい。
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