【結婚披露宴の流れ】台湾のホテルで行う披露宴「ご祝儀の渡し方」と「披露宴の流れ」

[日韓交流] 韓国人と交流しませんか？ 台湾の結婚披露宴は一流ホテルや一般ホテル、レストラン、流水席など人によって会場が様々で、私は台北市に隣接する新北市の5つ星ホテルで開かれた結婚披露宴に行ってきました。

私と新婦は海外留学時代の友人関係です。ここでは一流ホテルでの結婚披露宴を紹介します。

受付でご祝儀袋は開封、金額確認も！？

台湾も日本も似ていますね。会場入り口には新郎新婦の写真が飾られています。受付（収禮桌）は中華圏で縁起の良いカラーである赤一色です。 新郎側と新婦側は受付が別れています。お祝いの言葉を言う習慣がないので挨拶はニーハオだけでかまいません。新郎新婦どちら側の招待客かを告げながらご祝儀を渡します。このとき、ご祝儀はカバンやポケットから直接取り出しても失礼ではありません。最後に自分の氏名を芳名帳に記帳しましょう。 台湾の受付係は必ずその場でご祝儀袋を開封して金額確認するので、封筒は糊付けせずに渡しましょう。その理由は別の記事にまとめているのでそちらをご覧下さいね。

席を確認してテーブルへ

ホテルでの披露宴では会場の入口には座席表があります。新郎側と新婦側に分かれているので自分のテーブルを確認しましょう。座席までは指定されていません。 モザイク部分は兄弟の名前や現在または過去勤務した職場名などが記載されています。

中国語の意味
1. 爸爸…父
2. 媽媽…母
3. 親家…姻族（婚姻によって親族になった者）
4. 親友…親族と友人

驚きました。中国語で親友とは親しい友達のことではないんですね。

新婦いわく、祖父母の友人たちは爸爸親友の席に座るそうです。隣人は招待しなかったとか。流水席と違って高級ホテルでの披露宴だからなのか理由は分かりませんが…。

私が座れるテーブルは「外國朋友（外国の友人）」ですから13、16、17のどれかですね。ちなみに既婚者の外國朋友は全員配偶者同伴で出席していました。

台湾の披露宴では、飛び入り参加の同伴者も同じテーブルに座るため、席が不足する場合を想定して予備テーブルがあります。

披露宴会場に入ると赤を基調とした豪華な中華式の飾りが目に入ります。 韓国まで行って前撮りしたそうです。韓国の写真館はとてもセンス良く綺麗に撮影してくれます。 さて、席に着くとしよう…。 私は写真撮影しやすい位置に着席して開演まで待機することにしました。

リハーサル（17:40）

徐々に招待客が増え始めたかと思うと、いきなり新婦とその父親が入場してきました。 あ、本番じゃないのね。 てっきり始まったと勘違いした私はあわてて写真撮影しましたが、リハーサルでした。

新婦との写真撮影（18:00前）

リハーサル後、新婦側の招待客が順次新婦との写真撮影のため別室に誘導されました。列をなして順番待ちします。 ベッドで撮影してますが新婦いわく、広かったからで普通は椅子だそうです。

披露宴の流れ

案内での披露宴開始予定時間は18:00でしたが、実際には1時間遅れの19:05に始まりました。 実は、台湾の結婚披露宴は昔から予定時間より30分～1時間遅れて開演する慣習があるんです。

新婦入場（19:05）

純白のウェディングドレスを着た新婦が入場です。 新郎新婦の母親は赤い衣装を着ています。 この後、披露宴が終わるまでの間料理が次々と運ばれてきます。余った料理はお持ち帰りも可能です。料理については別の記事で紹介しますね。

新婦のお色直し（20:12）

新郎とお色直しした新婦がお菓子を配ってくれました。

ブーケプルズ（20:16）

台湾の披露宴でも日本と似ていますね。この後、新郎新婦とそのご両親が各テーブルを回ります。このとき、友人がおちゃめないたずらを…。これまたどの国もすることは皆同じだなぁと感じます。

お見送りと記念撮影（21:17）

コース料理の最後の一品、デザートが出たら披露宴は終わりです。自由に退席して構いません。入口には新郎新婦が招待客を見送るために待機しています。 ここで記念撮影をします。新郎新婦と知り合いでない招待客は撮影せずに帰る人もいます。ここでも新婦のドレスが変わっていますよ。

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