【鳳梨釋迦(アテモヤ)】探してでも食べるべき絶対おすすめフルーツ鳳梨釋迦(鳳梨釈迦)!
掲載 : 2018.12.17
更新 : 2018.12.18
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
それは、台湾の士林市場の屋台でのこと。得体のしれないフルーツの試食をすすめられ食したのがきっかけでした。何コレ!?美味しすぎる!!
その名は「鳳梨釈迦」。台湾の漢字(繁体字)では「鳳梨釋迦」と書きます。美味しさに感動した私が後日また買い求めた代物です。皮をむく前の元の姿と果物名を把握しておかなきゃ!と、お店の人に念を押して確認したくらい味に感動しました。
見たことも聞いたこともない果物
「鳳梨釈迦」は台湾名で、日本語では
アテモヤと呼ばれています。
「鳳梨釈迦」は、フロリダで2つの果物を交配して品種改良されたものだそうで、品種名になります。その交配した2つの果物はこちら。
「釈迦頭(しゃかとう)」と「チェリモヤ」です。
台湾では「釈迦頭」を単に「釋迦」と表現しますが、ここでは日本式で「釈迦頭」と記載します。
台湾の「鳳梨釈迦」は1968年にイスラエルから導入され、1990年代ごろから急速に栽培が盛んになりました。
2008年以降は台湾の主要輸出フルーツであったパイナップルやマンゴーなどを相次いで抜き、台湾トップの輸出額となったそうです。
「鳳梨釈迦」の9割が海外へ輸出され、台湾国民が口にする機会はあまり多くないと言われています。現に、私の台湾人の友人2人は「鳳梨釈迦」を知りませんでした。
鳳梨釈迦、名前の由来は?
「鳳梨」とは中国語で「パイナップル」のこと。つまり、「パイナップル釈迦」。食感や風味がパイナップルに似ていることから台湾では鳳梨釋迦(パイナップル釈迦)と言われているそうで、「パイナップル」と「釈迦頭」の交配種ではありません。
鳳梨釈迦の旬の時期は?
台湾での鳳梨釈迦の旬は11~3月です。
「釈迦頭」と「鳳梨釈迦」の味の違いは?
熟したものはどちらもねっとりとクリーミーで非常に甘いのは同じですが、「鳳梨釋迦」は甘味だけでなく程よい酸味と芳香があります。
「釈迦頭」と「鳳梨釈迦」の価格の違いは?
「鳳梨釈迦」は「釈迦」に比べて栽培可能期間が12月から2月迄と短く、栽培自体も難しいため高級品種とされています。
私が台湾に行ったのは11月中旬でした。このとき、「釈迦」はよく見かけましたが、「鳳梨釈迦」は多くありませんでした。収穫時期の問題か、輸出メンイで国内での販売数が少ないからかは分かりません。
では、1個当たりの価格を比較してみます。(台北市内)
大型スーパー「カルフール」(2018.11.22)
左:釈迦頭169元(約620円)
右:鳳梨釈迦288元(約1,060円)
鳳梨釈迦が1.7倍くらい高いですね。ちなみに、台湾でカルフールはあまり安くないスーパーです。次は夜市の屋台で見かけたものです。1箱6個入りの価格です。
饒河街夜市の屋台(2018.11.21)
左:鳳梨釈迦 1000 → 900元
右:釈迦 900元
1個当たり150元
(約550円)ですね。
では、カットフルーツの価格はどのくらいでしょうか?これらはどちらも鳳梨釈迦です。容量が違うので単純比較できませんが台北101が高いように思います。
- 台北101は果物に限らず全ての商品が高いです。果物を食べるなら地元のスーパーや夜市の方が安いと思います。
「釈迦頭」と「鳳梨釋迦」の見分け方
あまりの美味しさにまた食べたくなった「鳳梨釈迦」。ところが、「釈迦頭」と「鳳梨釋迦」は皮をむく前の見た目がよく似ていて見分けるのに苦労しました。
もちろん、今は見分けることができますよ。「鳳梨釈迦」は表面にニュッとツノが出ているような感じ、「釈迦頭」は全体が丸く鱗片がポコポコした感じがします。
ただし、皮をむいてしまうと見分けにくいと思います。どちらも果実は白く大きな黒い種があってそっくりです。
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