【釋迦(バンレイシ)】2018年、日本に輸出が始まった台湾フルーツ釈迦(しゃか)
掲載 : 2018.12.17
更新 : 2018.12.18
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釈迦頭とはバンレイシのこと
皆さん、2018年台湾から日本へ輸出が始まったという中南米原産のこの果物をご存知ですか?
日本では
「バンレイシ(蕃茘枝)」、別名
「釈迦頭(しゃかとう)」と呼ばれています。
台湾では単に「釋迦」と呼びます。
(「釈迦」の繁体字が「釋迦」です)
果肉は白いシャーベット状、クリーム状で、大人の手の爪ほどの大きさの黒い種があります。熟したものは非常に甘く、ねっとりした果肉の中に砂糖の粒子のようなジャリジャリとした食感があります。
食べ頃になると短期間で果肉がシャーベット状からクリーム状になり崩れやるくなることから運搬が困難な果物でした。しかし、現在は台湾で甘さや食感を保持する技術が実用化され、日本へも輸出されるようになったそうです。
本記事には皮をむいた果実の写真がありませんが、見た目としては
「鳳梨釈迦」そっくりなのでそちらを参考にして下さいね。
台湾で釈迦の価格は?
重量や品質、販売時期、販売地などによって違うので単純には比較できませんが、参考価格として紹介します。
饒河街夜市の屋台(2018.11.21)
1個150元(約550円)
大型スーパー「カルフール」(2018.11.22)
1個120元(約440円)
台北101(2018.11.22)
1個189元(約690円)
上の例はどれも台北市内で11月販売のものですが、例えば、台南の場合、旬の時期(1~3月)には1個40元、3個100元で売られています。
購入時の注意と食べごろ
ウロコのような果皮が黒く変色し柔らかくなったものは熟した証拠。熟したものは甘い香りを放ち、手で割れるくらい全体が柔らかくなっています。
写真のような黒い斑点が果皮の全体に現れると食べごろに
ただし、
完全に熟したものは強烈に甘いそうなので、甘すぎるものが苦手な人はほどほどがよいかもしれません。
販売されている釋迦は「購入後すぐに食せるもの」と「追熟が必要なもの」があります。その日に食べたい場合は
「今天吃」とメモを見せましょう。追熟させる場合は、新聞紙で包んでから冷蔵庫で保管しなければうまく熟成できません。
釈迦頭の食べ方
- うろこのような皮を一片ずつはがしながら食べる
- 手で二つに割って食べる
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